JTAS2012緊急度判定支援システム at App Store analyse

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Book Medical
Developer: HERUSU SHUPPAN CO.,INC.
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Current version: 1.3, last update: 7 years ago
First release : 11 Sep 2012
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「JTAS2012」について
 JTAS(Japan Triage and Acuity Scale;ジェータス)2012 は,カナダで開発された「救急患者緊急度判定支援システム」であるCTAS(Canadian Triage and Acuity Scale:シータス)をベースに構築されている。CTAS は,カナダにおいては10 年ほどの運用歴を有する「救急患者緊急度判定支援システム」で,北米やヨーロッパ,アジアでも導入が進んでいる臨床支援ツールであり国際的にも注目されている。日本臨床救急医学会では,CTAS の日本版を開発することを念頭に置き,JTAS (Japan Triage and Acuity Scale;ジェータス)検討委員会(委員長;奥寺 敬/富山大学教授)を設置し,日本臨床救急医学会と日本救急看護学会を代表して委員長がカナダにおいて開催された CTAS International Networking 会議に出席し,日本側の経緯などを説明し,CTAS および周辺教材の翻訳権(内容の使用権および日本版の開発権を含む)を取得した。また,カナダ側の開発の中心人物である Michael J Bullard 医師の来日に合わせて,JTAS 検討委員会を開催し,詳細な意見交換を行った。

 平成23年秋,震災復興予算を主とする政府の第三次補正予算において社会のセーフティーネットの強化がとりあげられ総務省消防庁の「社会全体で共有する緊急度判定(トリアージ)体系のあり方検討委員会」が予算化され,CTAS のプレホスピタル版(CPAS)のわが国への導入検討が開始されるとともに,厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)での院内トリアージ加算が答申されるなど,JTAS を取り巻く環境が一変した。JTAS 検討委員会では,社会の要請に応えるべく,平成24年4月からのJTAS 運用を可能とするために,トライアルとしてJTAS プロバイダーコースの集中開催を進めることとした。
そのために,急遽,WEB システムと教材の修正に着手し,平成24 年4月CTAS をJTAS に改変しJTAS2012 として公開された。本アプリはこれを基に開発されたものである。

 臨床現場における本システムの特徴をあげるなら,常に日常診療で経験則や暗黙知として運用されている観察・確認項目が具体的に明示され,そこから緊急度が客観的に導かれることにある。
緊急度判定の過程は適切に管理された業務である必要がある。一連の緊急度判定の過程を通じて,最初に診療を受けるべき患者を選定し,治療を待つ患者の緊急度レベルに従った優先順位リストを作成することができる。より緊急度の高い患者の診療を先に行い,患者の状態が悪化する危険性を減らすことを目標にしている。
つまり,JTAS2012 は病院の外来を訪れた患者の状態を観察した看護師が,その訴えに基づき「この患者はいつまで安全に待たせることができるか」を判断(緊急度判断)し,診療の順番付けを行うツールである。

 救急部門において,看護師(トリアージナース)は患者の緊急度の判断を行うために,受診したすべての患者の症状,来院時主訴に関する現病歴など,自覚症状に関する病歴から聴取を開始する。同時に緊急度判定を行う看護師は患者の外観(皮膚の色調,外傷の程度など)およびバイタルサインなどの他覚所見に関する評価を行う。患者の今までの健康状態を把握することにより,今の症状を評価する目的で,既往歴,アレルギー歴,予防接種歴および現在の服薬内容などの情報が聴取する。それらの情報を念頭におきながらJTAS(緊急度判定システム)に基づく緊急度スコアを,それぞれの患者に割り当てる。

  JTAS2012 の来院時主訴リストは166の主訴を含む17の項目から構成されている。この主訴リストは成人と小児同じ配列であり,病院の外来を訪れた患者の年齢によって使い分け,緊急度を判定できる。来院時主訴リストは来院時の症状または来院理由を標準化するものである。緊急度のレベルは5段階となっており,レベル1は蘇生,レベル2は緊急,レベル3は準緊急,レベル4は低緊急,レベル5は非緊急に区分されている。
 しかし緊急度判定は患者評価の過程であり,定規の目盛のようなものではない。このことに留意しておく必要がある。緊急度判定の過程には人々とのかかわり,意思疎通の過程,医療資源の考慮などが含まれる。

 JTAS2012 は,JTAS プロジェクトにおいてバージョン1.0の位置づけとなる。今後,緊急度判定システムによる院内トリアージの精度を向上させるためには,対象となる患者のデータベースの構築が必要となり,治療成績,退院時の重症度などと比較検討されることが必要である。それに基づき本アプリのバージョンアップを図っていく予定である。
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